2024/09/10 20:16
こんにちは、白子愛梨です。
ひとりでマイペースに制作をしています。
2024年夏、作品を販売するオンラインショップを立ち上げました。
今回はわたしの制作についてBlogを書こうと思います。
わたしは、素材にフォーカスしたものづくりをしています。
子供のころは裁縫、高校では金属加工、大学では吹きガラス、
社会人になってからはこれまでのものづくりの経験を活かして鍛冶屋の手伝いを、
自宅では手縫い・手作業で革物の制作をしています。
わたしのつくるものの多くは使えるもので、オブジェなどではなく、生活と共にあるものや身につけるものです。
素材をみつめて環境をみつめて
それらに合ったものを考えて、作る。
わたしの作品を使うことによって、
これまで意識しなかった日々の喜びやきれいなものに気が付いたらいいな、
という思いがあります。
そして、これまで様々なものを扱ってきて感じたことのひとつとして、素材によってできることが違うということです。
ガラスは中身が見えることや抗菌作用から食器などに、
鉄は粘りがありその頑丈さから建材や什器に、
木は人によりそう温もりから天板や手すりなど手が触れるところに、
あらゆる素材があるべき場所にあるように思うのです。
ですから、ガラスで靴をつくるようなことはしない。
素材のいいところをみつけてそれが機能的にも見た目のきれいさも、より活きるかたちにすることがいちばんうつくしいなと感じます。
わたしの制作は「わたしがつくることが大切」というよりかは、
身の回りにあるきれいなものにそっと手を添えて、わかりやすくしてあげるようなことです。
そしてそれは、ひとの近くに作品を置いてもらって、やっと完成します。
そんな気持ちからこのオンラインショップを立ち上げました。
幼い頃から裁縫に親しんできたのですが、布物の延長として革物の制作をはじめ、趣味として楽しんできました。
独学なので至らない点もあるかもしれませんが、これからたくさんのことを学んでいきたいです。
革は、うつくしいです。
よかったら使ってみてください。
様々なものに対して、日々うつくしいなと感じています。
いつか、革物以外の作品も販売できるようになったらうれしいです。